外灯ポール倒壊事故の事例を紹介!危険を招く前に早めの修理・補強

外灯ポール倒壊事故の事例を紹介!危険を招く前に早めの修理・補強

日本では街中や公園、商業施設などに外灯ポールや電柱が溢れています。そのおかげで安全かつ快適な暮らしができていますが、まれに錆びなどで腐食している外灯ポールも存在します。

 

外灯ポールは責任者・管理者が点検や診断を行い、適切な処置を行う必要がありますが、費用や工事状況などの理由から放置されてしまうことも少なくありません。また「外灯ポールが倒れるはずはない」や「設置してまだ数年しか経っていないのだから大丈夫」などと考え、適切な処置をしないケースもあります。

 

しかし実際には、鋼製外灯ポールの腐食が原因で転倒や倒壊の危険性は高く、さらに第三者災害が起きているのが現状です。万が一、自店の敷地内で外灯ポールの倒壊事故が発生して第三者へ危害を加えてしまった場合、業務上過失致死傷罪に問われる可能性もありますので、最悪のケースが起きる前に、適切な処置を行わなくてはなりません。

 

そこで今回は、実際に起きてしまった外灯ポールの倒壊事故についてご紹介いたします。

外灯ポールが倒壊する原因

外灯ポールが倒壊する主な原因は、金属が錆びて腐食することにあります。とくに犬の尿や経年劣化などは腐食を招きやすく、倒壊につながるため注意しましょう。尿には塩分に加え、土に含まれる硝酸と結合すると鉄を腐食させるアンモニアが含まれています。

 

また日本照明工業会の調査によると、設置後21~30年で約40%、31〜35年で約70%の外灯ポールが、倒壊の危険がある状態であることがわかっています。さらに管理・責任者のメンテナンス不足により、設置後6~10年で撤去の必要がある状態のものも見つかっています。

 

ほかにも海岸に近い地域では、塩分を含む風や雨、汚れなどによって外灯ポールの劣化が進行していくため注意が必要です。

外灯ポールの事故事例

実際に外灯ポールや電柱の倒壊による事故事例についてご紹介します。外灯ポールの種類はさまざまですが、高さは3m以上、重さは約100㎏と非常に大きいことがわかります。また電柱は外灯ポールよりもさらに大きく、これらが倒れることがどれほど危険なことかが想像できるでしょう。

 

外灯ポールの点検や処置にお困りの方には、ぜひこちらを参考にしていただきたいです。

ダム管理用通路の照明等倒壊

千葉県市原市では、「高滝ダム」というダムの管理用通路に設置されていた高さ8mの照明灯が倒壊し、通行してていた一般車両が、道を塞いでいた照明灯に衝突する事故が発生しています。

 

幸い運転手に怪我はありませんでしたが、フロントガラスが割れるなどの被害に遭われたそうです。

 

照明灯の鉄製支柱は根本付近から折れており、経年劣化が原因といわれています。倒壊した照明灯は30年前に設置され、職員が月に1度は目視点検を行っていたといわれています。

前触れもなく電柱が倒壊

大阪府守口市では過去に、道路脇の電柱(鋼管柱)が突然根元から折れ、近くにあった平屋の集合住宅4棟の屋根にぶつかり地面に倒れる事故が発生しました。幸い怪我人はいなかったものの、付近20世帯で停電が続いたようです。

 

原因は地際部の錆びで減肉が進行し、電線の不平緊張力によって倒壊したことだと思われます。しかし錆びの上には土砂が付着していたため、腐食状態に気が付かず未然に防ぐことができませんでした。また設置したのは約30年前で、腐食などのチェックは5年に1度の巡視点検のみだったそうです。

信号機倒壊による事故も

大阪府堺市の府道でも、過去に信号柱が突然倒れる事故が発生しています。この事故で、自転車に乗ったまま信号柱につかまり、信号待ちをしていた男子高校生が転倒、打撲などの怪我を負っています。

 

設置したのは約25年前で、設置以降は1年ごとに専門業者が確認を行っていたようです。しかし事故後、警察の調べによると根元部分の酸化腐食を発見。原因は、犬の尿である可能性が高いと考えられています。

株式会社ストアノの補強工事!発注の流れ

上記のように犬の尿や経年劣化による外灯ポールや電柱の倒壊事故はあとを絶たず、怪我や事故、停電、最悪の場合は死に至る可能性は十分考えられます。そうならないためには、毎年の自主点検・診断を怠らず、場合によっては業者による点検・適切な処置をすることも重要です。

 

しかし、残念なことに建て替えが必要になっても、高額な費用が捻出できずに放置してしまうケースも少なくありません。そこで当社は、低コストで耐久性を維持できる補強工事を実施しております。

対応エリアは全国!

静岡県や山梨県をはじめ東海地方、また東京都、神奈川県など全国どこでも点検や工事の対応が可能です。「身近に良い専門業者がいない」「業者はいるが、工事費用が明朗でなく不安」などといったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

発注の流れ

当社への依頼をご検討中の方に、株式会社ストアノへの発注の流れをご説明いたします。

お問い合わせ

まずは、当社ホームページのお問い合わせフォームまたは、お電話でお問い合わせください。続いて対象物のお写真を、専用アドレスに送っていただきます。

オンライン調査

お送りいただいた対象物を確認、またオンラインにて調査を行います。また、近隣の場合、必要であれば現地の調査も実施しております。

お見積り

調査後に外灯ポールの劣化具合やポールの数、立地などに応じたお見積りをご提示いたします。ここまではすべて無料です。

ご発注現場施工

お見積りをご確認いただき、問題なければご発注ください。その後、スケジュールに合わせて現場施工を開始いたします。

深刻な事故を未然に防ぐための対策を

東日本大震災以降、外灯ポールや電柱などの安全対策が見直されていますが、まだまだその数が多いとはいえません。実際に、定期的な点検をしていたにもかかわらず、悲しい事故が起こってしまうケースもあるのです。

 

しかし建て替えには高額な費用がかかるため、なかなか踏み切れないケースも少なくありません。そのような場合には、ぜひ当社へご相談ください。お客さまのご事情と外灯ポールの腐食具合を擦り合わせ、最適なご提案をさせていただきます。

 

問い合わせフォームまたはお電話よりご連絡、お待ちしております。

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