私たちの生活の一部となっている街灯路や防犯灯。東日本大震災以降、その安全性について再び重視されてきました。しかし、自治体や施設などによっては維持や修理費用が高いため、劣化が進行して撤去が必要な状態であるにも関わらず、放置されるケースが後を絶ちません。
費用を抑えたいという考えも理解できますが、やはり一番に考えるべきは安全性です。補強や修理だけで安全を確保できない状態であれば、やはり交換することを検討しなければなりません。
そこで今回は、外灯ポールの交換のタイミングについてご紹介いたします。
外灯ポールは劣化する!定期点検は必ず行って!
外灯ポールは鋼やアルミ製でできており、外的刺激によって金属疲労などの経年劣化を起こします。経年劣化を起こした外灯ポールを放置していると、倒壊や漏電など第三者を巻き込む大きな事故に繋がりかねません。
照明灯や街灯は、設置してから1年または2年ごとの点検が必要です。点検や修理を行うことで錆びなどの劣化進行を遅らせることができます。しかし、修繕費がかかるからと自分で修理する場合は注意が必要です。適切な処置が行えていなければ劣化を遅らせることはできず、修理だけでは手に負えなくなる可能性も考えられます。修理が必要になった場合は、専門業者による修繕をご検討ください。
また倒壊の危険がある状態の外灯ポールは、植栽部に設置されているのもが多くあります。その割合は78%です。植栽部は湿った環境であることから、地際部の腐食が進行してしまうのでしょう。これらの対策として、地際部の根巻がおすすめです。地際部を補強しておくことで、腐食の進行を遅らせることが可能となります。
外灯ポールを交換したい!タイミングはいつ?
定期的な点検や修理を行っていても、外灯ポールには寿命があり、いずれは撤去・交換が必要になります。しかし、どの程度の腐食状態で交換しなければならないのかわからないケースもあるでしょう。
そこで、交換時期の大体の目安をご説明いたします。
外灯ポールの寿命
定期的な点検や修理を行うことで、劣化の進行を遅らせることが可能です。しかし、照明灯が設置されている環境によっても、劣化の進行具合は異なります。
例えば犬の散歩コースでは、犬の尿がかけられた外灯ポールは他のものよりも腐食が進行しやすい状態となります。
また交通量の多い場所では排気ガス、海の近くでは潮風による塩害を受けやすく、劣化が進行しやすいためポールの寿命は短くなるでしょう。
設置場所や気象条件が過酷な環境にある外灯ポールは、点検サイクルを早めるのがおすすめです。とくに台風シーズン前や地震発生直後に行うとよいでしょう。また定期的に専門業者による点検や修理、補強を行ってください。
交換のタイミング
鋼製外灯ポール設置後、6〜10年で約10%が腐食が進行した状態、約3%が倒壊の危険がある状態まで劣化が進行しているというデータが日本照明工業会の調査により判明しました。これらは定期的な点検・補修を行うことにより、劣化の進行を遅らせることができたと考えられます。
設置後11〜15年からその割合は徐々に上昇し、21〜30年で約40%が倒壊の危険性が高い状態にまで劣化します。31年以降は約70%となり、ほとんどの外灯ポールの交換時期がやってきます。
しかし、こうした劣化は定期的なチェックとメンテナンスで遅らせることが可能です。早い段階から定期的な補修をすることで、40年、50年と使い続けられる状態を維持できるでしょう。
基礎コンクリート部分の寿命にも注意!
鋼やアルミなどで作られる外灯ポールに対し、基礎コンクリート部の耐久年数は一般的に50〜100年といわれています。鋼製外灯ポールコンクリートも、設置場所の気象状況や交通量などによって耐久年数は異なりますが、外灯ポールの耐久年数の方が基礎コンクリートよりも短いのが一般的です。
しかし、基礎部分の寿命にも注意が必要です。とくに鉄筋コンクリートの場合、鉄が含まれているため水分で劣化が進行する危険があります。また地震や中性化、太陽光や雨風にさらされて風化していきます。
外灯ポール修理・補修は3つの強みを持つ株式会社ストアノへ!
街灯などは設置後約6年ごろから、徐々に修理や撤去が必要な状態となります。しかし、維持や修繕に高額な費用がかかり、倒壊の危険があるにもかかわらず放置されているケースも多数見て参りました。
そこで当社は、より低コストで安全を確保できる補強・修繕工事を中心にサービスを提供しております。
安心・安全の施工
株式会社ストアノは、建設施工管理技士やマルチスキルを持つ電気工事士、建設コンサルタントなどが所属し、万全の協力体制で安全施行を実施しております。
低コストで耐久性も抜群
撤去が必要と判断された場合、それ以外の選択肢はないと諦めてはいませんか?しかし建替えは高額、さらに営業などにも影響を及ぼします。
もちろん当社でも、安全を無視した施工は行いません。腐食の進行度合いによって、建替え必須なケースもありますが、補強工事でも安全を確保できるケースもあります。判断に困っている場合は、お気軽にお問い合わせください。
押し売りなしの誠実な対応
お客さまの事情を考慮した施工・費用をご案内いたします。お見積りは無料です。当社ホームページよりお問合せください。
年数が経った外灯ポールは交換で安全性の確保を
当社はお客さまの事情を考慮し、低コストで安全性を確保できるような補強・修繕工事を行っています。しかし、腐食の進行具合によっては撤去・交換の必要性があることも確かです。そのような場合は、安全を無視した施工は行いません。
しかし外灯ポールの交換は高額で、危険な状態で放置せざるを得ない状況に追い込まれている方も少なくないでしょう。その時は、ぜひ株式会社ストアノへご相談ください。
対象物のお写真を送って頂ければオンラインで調査、無料でお見積りをお出しします。また東海エリアを中心に、全国対応可能です。お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。